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Kumami流? 1頁幅一気刺し

2015/06/07ステッチ

前回の記事で
「1目ずつクロスステッチを完成させ、
チャート1頁を1ブロックとして長く横に刺します」
と書いたら、コメント等で質問をうけたので、まとめまーす。
×××××××××××
パーキング法(次に刺す位置に糸を出して置いておく刺しすすめ方)では、
10目×10目のブロック毎に刺されている方法が、
ブログを巡回していると主流のようなのですが…
同じ記号がその先にも続いているのに、折り返すのが我慢ならなくて、
ワタシは早々に横一列、チャートの端まで刺す手法になりました。
といっても1本の糸でずーっと1列使うのではなく、
これから進んでいく方向(ワタシの場合下)に
どれだけ色のかたまりがあるかをみて、何本も使います。
(糸の本数は、皆さんが想像してるより多いんじゃないかしら)
1本の糸を見ると、色のかたまり毎の不定型なブロックで
往復している感じ…といったら分かるでしょうか。
かたまりといっても飛び飛びの市松模様になっていますから、
となりの塊と重なり合ってるブロック…なので、1頁の中で、
いわゆるブロック線(10目ごとに刺繍表面に現れる凸凹ライン)は現れません。

できることなら、チャートの端まで一気にいきたいのですが…
パーキングしておく糸の数が半端ないことになりますし、
ワタシは丸枠なので、1列ごとに丸枠はめ直さなくちゃならないし
チャートだって巻紙のようにしなくてはならないし…

とても現実的ではないので〜(^◇^;)

チャートの端までとなっています。
なので、ブロック線はページ毎に現れることになると思います。
一番進んでいるHAED「Teddy Bear Tree」でも、
ようやくチャートの2列目に達した所なのですが、
ベタが多いせいか、わざとキザキザにしたページ線が、
ちゃーんとわかります(T^T)
左上の布に書かれたピンク矢印から、
右下のにのびるブロック(ページ)線

↑こうやって書いてますが、
ブロックわけを綿密にやっているわけではありません。

ひと目刺したら…

▼刺してる列の近くに同じ記号があったら…

  • そこに糸をだす。
  • そのまますぐ×を刺したくなっちゃうのをぐっとがまんする。
  • 今刺した×のとなりの目を刺す。
    (糸端の始末で裏糸巻き込みのために、刺す順番は守ります。市松模様のようなところは、針に糸を通す手間が大変になるので、針を3つくらい使って、糸を通したままにしています)

▼刺している列の遠くに同じ記号があったら…(そこにパーキング中の糸がない場合)

  • 今刺している場所の下、あるいは遠くの記号の下に同じ記号がないのなら、遠くであってもそこに糸をだす。(下というのは、その目が存在する10目の幅を中心とした30目くらいの幅を見ています)
  • ある場合は、今刺している目の下の記号のところに糸をだす。
  • 遠くの記号のところまできたら、新たに糸を足す。

こんな感じで刺していたら
「色ごとの不定形ブロック」になっていた…という感じです。

近く・遠くの判断も、その時々で違います。
なんとなく、チャートの10目ごとのラインを境に、糸を換えることが多いです。
近い場所に同じ色の糸が何本も集まっちゃったり、
糸を切りたくないあまり、苦し紛れのパーキングして
あとで「なんでここに、先客の糸がいるのよ」なんてよくやってます。
その曖昧さも、ブロック線を消しているんじゃないかと〜

「色ごとの不定形ブロック」ととらえれば、
クロスステッチを////と半分さして戻る方にも使える手法だと思います。
ワタシは、戻るときのミスが多くて、この手法は挫折してますが…
戻るときにチャートをもう一回見るのを面倒がる性格だし、
かといって緩みきったワタシの脳みそでは、憶えてられないし、
老化が進む目では、×か/か、見てもわからない〜 orz

私は平行して刺してるHAEDが3つ「も」あるのですが(完成作品はゼロ)
Teddy Bear Tree、Snowはテントステッチ、
Elflandはクロスステッチで刺しているので、
そこで混乱しないようにするためにも、
クロスステッチを1目ごとに完成させることで、落ち着いてます。

以上、Kumami流の1頁幅一気刺しのやり方でした〜 ?( ̄(エ) ̄)