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消えるシャー芯+フリクション・テスト-2

2015/06/07ステッチ

uni 消しゴムで消せるカラー芯フリクション
布に描いた線を、洗濯した結果です。
(写真はクリックすると大きくなります)

よれよれ〜
右端の絹キャンバス40ctは定規で平らに押さえてます。

洗いムラがあるかもしれませんが…
どれも、フリクションに比べてカラーシャー芯はオチが悪かったです。
特に絹キャンバスは結構残りました。

ルガナ(綿+レーヨン)とエタミン(綿)は、かなり落ちました。
比べてリネンは、ちょっとオチが悪いようです。

ぬるま湯の手洗い+つけ置きをしたのですが…
もう一度洗えば、落ちるのでしょうか…?

逆に、描いてからすぐに洗濯したので(午前に描いて、夜に洗濯)
結果が良すぎる恐れも、あるかも。

××× ××× ×××

これにアイロンをかけてみました。
刺繍にかけるのと同じように、ぬれタオルをあててジューっと。

当然、残ったフリクションのインクの色が抜けました。
カラーシャーペンの跡は、そのままです。

××× ××× ×××

最後に…これを冷凍庫に入れてみました〜、

リネンの一番下のアップです。
フリクション・カラー(サインペンのような太いペン)部分。うっすら色が戻りました。
でも他の部分はあまりもどりませんでした。洗濯でおちたのかな?

洗濯後→アイロン後→冷凍庫後

参考までに…洗濯をしなかった場合の実験です。

実験前→アイロン後→冷凍庫後

××× 結論 ×××

フリクションは、冷凍庫にいれると本当に色がもどります!(笑)

でも、フリクションは洗濯でかなり落ちます。
念入りに洗って、アイロンをかければ、
うっかり北海道に刺繍を持って行ってしまっても(笑)
色の復活はかなり防げそうです。
全面刺しの下になら、フリクションペンを使っても大丈夫だ、
というのが、ワタシの感触です。
復活しちゃったら、ドライヤーをあてる手もありますし。

消しゴムで消せるシャーペンのカラー芯は、
洗濯しても、フリクションよりも残ります。
絹キャンバス40ctという特殊な布の印付けに
線の細さと、にじまなさ、引かれた線の視認性で
かなり好印象だったのですが…
後が残るこの結果だと、ちょっと使いにくいかな〜

いずれにしても全面刺しじゃない部分には、
印付けの道具はかなり’気を遣わないとダメですね。

さて… さらに実験をつづけるか、悩み中。
印をつけて時間をおく…?
カラー芯もフリクションも落ちるまで洗濯してみる…?

 ××× おまけ ×××

前回おまけ紹介したチャコパー
細字タイプのチャコパーアーティストというのが正式名称のようで
今は4色あるみたいです。うーん、実に興味深い。
ちなみに、今回の実験の布に描いてみると…
40ctでもギリギリ使えるかも…?